更新

およそ殴り書き

好意

興味のない人間から向けられる好意は気持ち悪いものでしかない。とある漫画の一コマであったと思うのだが、恋愛もまともにしていないオタクがこれを受け売りで言うのをよく耳にする。

これは正確ではないと思う。例え相手が綺麗な顔をしていようと酷い顔をしていようと好意が好意であることに変わりはないのだ。顔が好きとか、性格が良いとか何でも良いのだが、好意とは好意を伝えられる当人の承認欲求を満たすには最上の言葉であろう。それに貴賤はないのである。
よって好意を伝えるのは誰でも良いのである。当人にとって好意を持たれたという事実がうれしいのであって実際に好意を抱いた告白者はどうでも良いのだ。

では何故この意見は賛同を得るのだろうか。
それはここにある好意には表裏一体の意味があるからだ。それは性欲である。興味のない人から向けられる性欲は気持ち悪いものでしかないのである。わかりやすい例えで言うとゲイに対する扱い辺りだろうか。異性愛者は異性から性的な目で見られることと同性から性的な目で見られることに全く違う反応を示す。この反応の差異こそ興味のあるかないかであるのだ。例としては異性同性で区切ったが何で区切るかは人によってまちまちだろう。大抵は顔や清潔感だろうが。

まとめると承認欲求を満たす最上の手段としての告白をされて大抵の人間は嬉しいだろうが、興味のない人から性的に求められることは苦痛であるということである。

それはそれとして断るのに労力が必要なので迷惑と言えば迷惑だろうが。どちらが優先感情として出るかは人に依る。